スッキリ!!(日本テレビ)(2018年6月4日放送)
女性の4大不快臭が特集されました。
気になる女性の“ニオイ”のお悩み、解説してくれたのは、マリアンヌクリニック東中野総院長の重麻梨子(しげまりこ)先生。
女性の体臭の種類|4大不快臭とは?
不快臭1:汗臭
汗臭の原因は、ズバリ!エアコンの使いすぎ!
エアコンのおかげで、体温調整する必要がないため、温度に鈍感になってしまっています。
汗腺が衰える→汗の濃度が高くなる→クサイ汗となる、というメカニズムに。
不快臭2:疲労臭
日々の疲れやストレス溜まってくると、肝機能が低下してしまいます。
アンモニアが尿として排泄されず、汗として出てしまい疲労臭に。
不快臭3:加齢臭
原因は、皮脂が酸化してできるノネオールという匂い成分。
加齢臭は男性だけのものではありません。
注意ポイント
実は、女性も40歳を過ぎたら、加齢臭を気にしなくてはいけません。
40歳を過ぎるとエストラジオールという女性ホルモンが格段に減ってしまいます。
女性ホルモンには体臭を抑える働きがあるのですが、女性ホルモンが減ってしまうためノネオールが抑えきれず加齢臭が発生するように。
しかも残念なことに、年々そのニオイはきつくなっていくんだとか。
一方、意外にも男性は50歳くらいからゆるやかに加齢臭が治まっていくと、重麻梨子医師は語っていました。
不快臭4:ミドル脂臭
ミドル脂臭の原因は、30代になって起こる肌変化。
30代になると皮脂臭(中鎖脂肪酸)が発生、汗が変化したジアセチルと混ざることでミドル脂臭に。
ミドル脂臭については5年前にわかったそうなのですが、その臭さなんと加齢臭の2倍!!!
スッキリのスタジオでは、加齢臭とミドル脂臭のニオイのサンプルを嗅ぎ比べていたのですが、ミドル脂臭を嗅いだ時の反応はすごかったです。
30代でまだ若いから臭わない、ということはないようです。
わたしのニオイは大丈夫?体臭の種類が知りたい
例えば、わたしってなんかクサイかも?と感じても、どんな体臭の種類なのか自分ではわかりづらいと思います。
また人に臭うかどうか自体は、確認してもらうことができても、“ナニ臭”なのかまでは判断できません。
そんな時に便利なニオイ測定器がスッキリ!で紹介されました。
ニオイ測定器【コニカミノルタ・クンクンボディ】
コニカミノルタの【Kunkun bodyクンクンボディ】!
使い方は簡単!
専用アプリをスマホに入れて、【クンクンボディ】を測定箇所にかざすだけ。
測定できる箇所は、頭頂部、耳のうしろ、脇、足の裏の4箇所。
汗臭、ミドル脂臭、加齢臭の割合を測定してくれます。
100が最高値で↓
- 0~27 ほとんどニオイません
- 28~54 少しニオイが気になります
- 55~82 ニオイが気になります
- 83~100 早めのケアが必要です
↑このような目安となります。
Kunkun body公式サイトはこちら
女性の4大不快臭対策方法は?
重麻梨子医師が2つの女性の体臭対策を教えてくれました。
女性の体臭対策1:泡でニオイを抑える
石鹸で泡を作って
- 耳の後ろ
- 脇
- デリケートゾーン
- 足
に、1分置きます。
本当は5分くらい置いた方がいいのですが、そんなに長い時間じっとしているのも大変なので、まずは1分を目安に。
泡がニオイを分解してくれます。
女性の体臭対策2:相撲スクワット
- 両足を肩幅くらいに開き、両手は胸の前で合わせます。
- 腰を膝位置まで下げ、下→上、と5回上下に動かします。
代謝を上げるための運動を1日5回、クサイ汗とおさらばを目指します。
まとめ
女性だから臭わない、ということはありません。
ポイント
特に30代、40代と年齢を重ねると、肌やホルモンバランスが変化。
体臭も変わるということを知っておきましょう。
あまり気にしすぎるのもよくありませんが、体臭の種類や原因を知り、エチケットとしてにおい対策していきたいですね。